【2026年】IT資格の難易度ランキング|S〜Dの5段階で比較【合格率・受験条件つき】

「IT資格の難易度ランキング」は、サイトによって順位がばらばらです。勉強時間の目安や体感で並べていることが多く、根拠がはっきりしないためです。

そこでデジクオ編集部では、公式に発表されている数字と、資格の決まりごと(受験条件・レベルの位置づけ)だけを使って、IT資格をS〜Dの5段階に分けました(一部は「+」付き)。どの資格がなぜその段階なのか、理由もあわせて紹介します。

  • この記事は、IPAの高度試験、AWS認定、Python、ORACLE MASTERなど、IT資格を10個以上取得しているデジクオ編集部が確認しています
  • 転職での評価(求人数・高年収求人の割合)で比べたい場合は、IT資格おすすめランキングをご覧ください

IT資格の難易度ランキング(5段階)

各段階の中は、合格率が公表されている資格を合格率の低い順に並べ、そのあとに合格率が非公表の資格を並べています。「+」は、同じ段階の中でも一段上に近い資格です。

難易度 資格 合格率 受験・認定の条件
S+ 最難関 技術士(情報工学部門) 4.2%
(第二次試験)
第一次試験の合格など+4年または7年を超える実務経験
S 最難関 プロジェクトマネージャ 14.3% なし
S 最難関 ITサービスマネージャ 14.7% なし
S 最難関 ITストラテジスト 15.0% なし
S 最難関 エンベデッドシステムスペシャリスト 15.3% なし
S 最難関 システムアーキテクト 15.5% なし
S 最難関 システム監査技術者 16.1% なし
S 最難関 CISSP 非公表 通算5年の実務経験(認定時)
A 難関 ネットワークスペシャリスト 17.8% なし
A 難関 データベーススペシャリスト 18.4% なし
A 難関 情報処理安全確保支援士 22.3% なし
A 難関 PMP 非公表 36か月以上のPM経験+35時間の研修(大卒の場合)
A 難関 CCNP 非公表 なし
A 難関 AWS認定 Professional(ソリューションアーキテクト プロフェッショナルなど) 非公表 なし(2年以上のAWS経験を推奨)
A 難関 LPIC-3 非公表 有効なLPIC-2
A 難関 LinuC レベル3 非公表 有効なレベル2
A 難関 マイクロソフト認定 Expert 非公表 多くは指定のAssociate認定
B+ 中級 ORACLE MASTER Gold 非公表 Silverの取得
B 中級 応用情報技術者 24.5%
(秋期)
なし
B 中級 Java Gold 非公表 Silverの取得
B 中級 AWS認定 Associate(ソリューションアーキテクト アソシエイトなど) 非公表 なし
B 中級 LPIC-2 非公表 有効なLPIC-1
B 中級 LinuC レベル2 非公表 有効なレベル1
B 中級 マイクロソフト認定 Associate 非公表 なし
C+ 基礎 CCNA 非公表 なし
C 基礎 基本情報技術者 38.3% なし
C 基礎 ORACLE MASTER Silver 非公表 なし
C 基礎 Java Silver 非公表 なし
C 基礎 LPIC-1 非公表 なし
C 基礎 LinuC レベル1 非公表 なし
D 入門 ITパスポート 48.6% なし
D 入門 情報セキュリティマネジメント試験 70.0% なし
D 入門 G検定 76.97%
(2026年第5回)
なし
D 入門 ITコーディネータ 約80%
(2023年度)
なし(認定には合格後のケース研修が必要)
D 入門 AWS認定 Foundational(クラウドプラクティショナーなど) 非公表 なし
D 入門 ORACLE MASTER Bronze 非公表 なし
D 入門 Java Bronze 非公表 なし
D 入門 マイクロソフト認定 Fundamentals 非公表 なし
D 入門 ITIL 4 Foundation 非公表 なし
D 入門 Python 3 エンジニア認定基礎試験 非公表 なし
  • 対象は、IT資格おすすめランキングで取り上げた28資格です
  • AWS・ORACLE MASTER・Java・LPIC・LinuC・マイクロソフト認定は、同じ名前でもレベルによって難しさが大きく違うため、レベル別に分けています(AWSのSpecialty認定は対象外です)
  • 合格率が非公表の資格どうしの並び順に、難しさの差の意味はありません

難易度の決め方

難易度は、公式の合格率・ITSSレベル・受験に必要な実務経験などをもとにしたルールで決めています。

難易度の判定ルールを見る

次の5つのルールで難易度を決めました。どれか1つに当てはまれば、その難易度に入ります(複数に当てはまる場合は、上の難易度を優先)。

難易度 判定ルール
S 受験・認定に4年以上の実務経験が必要/公表されている合格率が10%未満/ITSSレベル4で論文(論述式)の試験がある
A 受験に3年以上の実務経験が必要/ITSSレベル4(論文なし)/ベンダー資格の上位レベル
B ITSSレベル3/ベンダー資格の中位レベル
C ITSSレベル2で合格率50%未満/エンジニア向けの最初のレベル
D ITSSレベル1/公表されている合格率が60%以上/エンジニア以外も対象の入門レベル

さらに、次の場合は難易度に「+」を付けています。

「+」 判定ルール
S+ Sの条件を2つ以上満たす
B+・C+ 1つ上の難易度の条件にも当てはまるが、理由があって下の難易度にしたもの
  • ITSSレベルは、ITエンジニアのスキルの高さを示す段階(ITスキル標準などで使われるレベル1〜7)です。IPAの試験は、試験要綱で「共通キャリア・スキルフレームワーク」のどのレベルにあたるかが決められていて、レベル1〜4に対応しています(高度試験と情報処理安全確保支援士は「レベル4の前提要件」)
  • 合格率は、公式に発表されているものだけを使っています。AWSやシスコなどのベンダー資格は合格率を公表していないため、各社が決めているレベルの位置づけと、受験の前提条件で判断しています
  • 勉強時間の目安は、出典によって数字が大きく違うため、判定には使っていません

S 最難関:実務経験が必要、または合格率が1割台の論文試験

資格 運営団体 この難易度の理由
技術士(情報工学部門) S+ 日本技術士会 合格率10%未満と4年以上の実務経験の2つを満たすため、S+
プロジェクトマネージャ IPA(情報処理推進機構) ITSSレベル4+論文
ITサービスマネージャ IPA(情報処理推進機構) ITSSレベル4+論文
ITストラテジスト IPA(情報処理推進機構) ITSSレベル4+論文
エンベデッドシステムスペシャリスト IPA(情報処理推進機構) ITSSレベル4+論文(令和5年度秋期から)
システムアーキテクト IPA(情報処理推進機構) ITSSレベル4+論文
システム監査技術者 IPA(情報処理推進機構) ITSSレベル4+論文
CISSP ISC2 4年以上の実務経験が必要(5年)

技術士(情報工学部門)は、この記事で取り上げた資格の中でもっとも合格率が低い資格です。令和7年度の第二次試験は、受験者430人に対して合格者は18人でした。受験するには、第一次試験の合格(または指定の教育課程の修了)に加えて、実務経験も必要です。

CISSPは、試験に合格しても実務経験が足りないと「CISSP」を名乗れません。経験が足りない人は、まず「Associate of ISC2」として認定され、決められた期間内に経験を積む必要があります。4年制大学の卒業などで、必要な経験を1年短くできる制度もあります。

IPAの高度試験のうち、ここに入れた6区分は、令和7年度までの筆記試験で午後Ⅱが論文でした。エンベデッドシステムスペシャリストは、令和5年度秋期試験から午後Ⅱが論述式に変わっています。知識だけでなく、自分の経験をもとに2時間で論文を書く力が問われます。

  • エンベデッドシステムスペシャリスト試験の論述式への変更は、IPA「情報処理安全確保支援士試験及び情報処理技術者試験(高度試験の組込み分野)における出題構成等の変更について」(2022年12月20日発表)によります
  • IPAの試験は、令和8年度から応用情報技術者試験・高度試験・情報処理安全確保支援士試験もCBT方式になりました。この記事の合格率は令和7年度(筆記試験)の実績です
  • CISSPの経験の短縮(免除)の条件は2026年4月1日に見直され、短縮に使える認定資格の一覧が絞り込まれました(短縮は最大1年のまま)。最新の条件はISC2の公式サイトで確認してください

A 難関:高度試験(論文なし)と、ベンダー資格の上位レベル

資格 運営団体 この難易度の理由
ネットワークスペシャリスト IPA(情報処理推進機構) ITSSレベル4
データベーススペシャリスト IPA(情報処理推進機構) ITSSレベル4
情報処理安全確保支援士 IPA(情報処理推進機構) ITSSレベル4
PMP PMI(米国プロジェクトマネジメント協会) 3年以上の実務経験が必要
CCNP シスコシステムズ シスコの上位レベル(Professional)
AWS認定 Professional Amazon Web Services AWSの上位レベル
LPIC-3 LPI LPICの最上位レベル
LinuC レベル3 LPI-Japan LinuCの最上位レベル
マイクロソフト認定 Expert マイクロソフト マイクロソフトの上位レベル

ネットワーク・データベースの各スペシャリストと情報処理安全確保支援士は、S段階の高度試験と同じITSSレベル4です。ただし論文がなく、記述式の問題が中心のため、A段階としました。

PMPは、受験を申し込む時点で実務経験が必要です。必要な期間は大卒で3年と、Sの条件(4年以上)より短いため、A段階に入れています。

ベンダー資格の上位レベルは、合格率が公表されていません。ただ、下のレベルの取得が前提になっていたり、数年分の実務経験が推奨されていたりと、実務を経験した人向けの資格です。

B 中級:応用情報技術者と、ベンダー資格の中位レベル

資格 運営団体 この難易度の理由
ORACLE MASTER Gold B+ 日本オラクル 上にPlatinumがあるため中位レベルのBだが、内容はA寄り
応用情報技術者 IPA(情報処理推進機構) ITSSレベル3
Java Gold 日本オラクル Javaの最上位レベルだが、全体が3段階しかないため中位相当のB
AWS認定 Associate Amazon Web Services AWSの中位レベル
LPIC-2 LPI LPICの中位レベル
LinuC レベル2 LPI-Japan LinuCの中位レベル
マイクロソフト認定 Associate マイクロソフト マイクロソフトの中位レベル

ORACLE MASTER Goldは、B段階の中でもA寄りと考えて「B+」としました。データベースの設計・性能管理・障害対応まで問われ、受けるにはSilverの取得が必要です。ORACLE MASTERにはさらに上のPlatinumがあるため、ルールのうえでは中位レベルのB段階としました。

Java Goldは、Javaの資格では最上位です。ただ、全体がBronze・Silver・Goldの3段階しかなく、入門のBronzeを除くと実質2段階目にあたるため、ほかのベンダー資格の中位レベルと同じB段階としました。

応用情報技術者は、ITSSレベル3にあたります。合格率は令和7年度春期が22.1%、秋期が24.5%でした。

C 基礎:基本情報技術者と、エンジニア向けの最初のレベル

資格 運営団体 この難易度の理由
CCNA C+ シスコシステムズ シスコではAssociate(中位)だが、下には入門のCCST・CCTしかないためC+
基本情報技術者 IPA(情報処理推進機構) ITSSレベル2、合格率50%未満
ORACLE MASTER Silver 日本オラクル エンジニア向けの最初のレベル(下に入門のBronzeがある)
Java Silver 日本オラクル エンジニア向けの最初のレベル(下に入門のBronzeがある)
LPIC-1 LPI LPICの最初のレベル
LinuC レベル1 LPI-Japan LinuCの最初のレベル

CCNAは、B段階とC段階の中間くらいの資格です。シスコの資格体系では「Associate(中級)」に位置づけられていますが、その下には入門(Entry)レベルのCCST(サポート技術者)とCCT(フィールド技術者)があるだけです。エンジニアが最初に目指すネットワークの資格として、C段階の一番上の「C+」にしました。

基本情報技術者は、ITエンジニアの登竜門と呼ばれる国家試験です。令和7年度の合格率は38.3%で、同じITSSレベル2の情報セキュリティマネジメント試験(70.0%)より、かなり低くなっています。

ORACLE MASTER SilverとJava Silverは、基本情報技術者と同じくらいの難しさと考えています。どちらも入門向けのBronzeの1つ上で、実務で使う知識が問われる最初のレベルです。

D 入門:エンジニア以外も受けやすい資格

資格 運営団体 この難易度の理由
ITパスポート IPA(情報処理推進機構) ITSSレベル1
情報セキュリティマネジメント試験 IPA(情報処理推進機構) 合格率60%以上
G検定 日本ディープラーニング協会(JDLA) 合格率60%以上
ITコーディネータ ITコーディネータ協会 合格率60%以上
AWS認定 Foundational Amazon Web Services AWSの入門レベル
ORACLE MASTER Bronze 日本オラクル ORACLE MASTERの入門レベル
Java Bronze 日本オラクル Javaの入門レベル
マイクロソフト認定 Fundamentals マイクロソフト マイクロソフトの入門レベル
ITIL 4 Foundation PeopleCert ITILの入門レベル
Python 3 エンジニア認定基礎試験 Pythonエンジニア育成推進協会 Pythonの入門レベル

情報セキュリティマネジメント試験は、ITSSレベル2でありながら、合格率は令和6年度69.0%、令和7年度70.0%と、2年続けて7割前後です。出題範囲がセキュリティ管理にしぼられていて、選択式の問題だけで受けられます。

ITコーディネータは、試験の合格率は高いものの、資格として認定されるには合格後にケース研修を修了する必要があります。試験そのものの難しさでD段階としていますが、取得までの負担は試験だけでは測れない点に注意してください。

ベンダー資格はレベルで難しさが大きく変わる

同じ名前の資格でも、レベルによって段階が2つ以上違うことがあります。転職や社内評価で資格名を書くときは、レベルまで書くのがおすすめです。

資格 D 入門 C 基礎 B 中級 A 難関
AWS認定 Foundational(クラウドプラクティショナーなど) ― Associate(SAA・DVA・SOAなど) Professional(SAP・DOP)
ORACLE MASTER Bronze Silver Gold ―
Java Bronze Silver Gold ―
シスコ ― CCNA ― CCNP
LPIC ― LPIC-1 LPIC-2 LPIC-3
LinuC ― レベル1 レベル2 レベル3
マイクロソフト認定 Fundamentals ― Associate Expert

合格率が公表されているIT資格

IPAの試験は、合格率が公式に発表されています。令和7年度の実績は次のとおりです。

資格 合格率 受験者数 対象の試験
情報セキュリティマネジメント試験 70.0% 45,924人 令和7年度(通年)
ITパスポート 48.6% 271,352人 令和7年度(通年)
基本情報技術者 38.3% 147,186人 令和7年度(通年)
応用情報技術者 24.5% 44,005人 令和7年度秋期
情報処理安全確保支援士 22.3% 18,816人 令和7年度秋期
データベーススペシャリスト 18.4% 9,769人 令和7年度秋期
ネットワークスペシャリスト 17.8% 11,948人 令和7年度春期
システム監査技術者 16.1% 2,245人 令和7年度秋期
システムアーキテクト 15.5% 3,963人 令和7年度春期
エンベデッドシステムスペシャリスト 15.3% 1,156人 令和7年度秋期
ITストラテジスト 15.0% 5,586人 令和7年度春期
ITサービスマネージャ 14.7% 2,002人 令和7年度春期
プロジェクトマネージャ 14.3% 8,511人 令和7年度秋期
  • 応用情報技術者と情報処理安全確保支援士は春期・秋期の年2回で、表は秋期の数字です(春期は応用情報22.1%、支援士19.0%)
  • 高度試験は区分ごとに年1回(春期または秋期)でした
  • 合格率は「合格者数÷受験者数」です。申し込んで受験しなかった人は含みません

注意点

IT資格一覧(難易度つき)

この記事で取り上げた資格を、種類ごとにまとめました。資格名のあとの( )は、この記事での難易度です。

IPAの国家試験(情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士)

IPA(情報処理推進機構)が実施する国家試験です。ITパスポートを入口に、基本情報、応用情報、そして分野ごとに分かれた高度試験へと難易度が上がっていきます。情報処理安全確保支援士は、試験に合格したあと登録して名乗る国家資格です。

2027年度から試験制度が変わります

IPAは2026年3月31日に、試験制度の見直しを公表しました。現行の応用情報技術者試験と高度試験(8区分)は2026年度の実施で終了し、2027年度からは「マネジメント」「データ・AI」「システム」の3つの分野に分かれた新しい試験にまとめられる予定です(名称はいずれも仮称)。新制度では、すべての試験がCBT(会場のコンピュータで受ける方式)になります。

ITパスポート・基本情報技術者・情報セキュリティマネジメント試験・情報処理安全確保支援士は新制度でも続きますが、出題範囲などが一部見直されます。新しい試験の難易度は、実施後にあらためて整理する予定です。

ITパスポート 難易度D

ITを使うすべての社会人向けの入門試験です。IT以外の職種でも取得を勧められることが多く、IT資格の最初の一歩として受けやすい試験です。

  • 運営:IPA(情報処理推進機構)
  • 受験・認定の条件:なし
  • 合格率:48.6%(令和7年度)

情報セキュリティマネジメント試験 難易度D

ITを使う立場から、組織の情報セキュリティを守る人向けの試験です。エンジニアに限らず、情報管理を担当する事務職や管理職も対象です。ITSSレベルは基本情報と同じ2ですが、合格率は7割前後と高めです。

  • 運営:IPA(情報処理推進機構)
  • 受験・認定の条件:なし
  • 合格率:70.0%(令和7年度)

基本情報技術者 難易度C

ITエンジニアの登竜門と呼ばれる試験です。プログラミングやネットワーク、セキュリティなど、ITの基礎を幅広く問われます。

  • 運営:IPA(情報処理推進機構)
  • 受験・認定の条件:なし
  • 合格率:38.3%(令和7年度)

応用情報技術者 難易度B

基本情報の上位にあたる試験です。技術だけでなく、マネジメントや経営の知識まで含めて、一人前のエンジニアとしての力を問われます。(2026年度で終了予定)

  • 運営:IPA(情報処理推進機構)
  • 受験・認定の条件:なし
  • 合格率:24.5%(令和7年度秋期)

ネットワークスペシャリスト 難易度A

高度試験のひとつで、ネットワークの設計・構築・運用の専門家向けの試験です。通称「ネスペ」。(2026年度で終了予定)

  • 運営:IPA(情報処理推進機構)
  • 受験・認定の条件:なし
  • 合格率:17.8%(令和7年度春期)

データベーススペシャリスト 難易度A

高度試験のひとつで、データベースの設計・運用の専門家向けの試験です。通称「デスペ」。(2026年度で終了予定)

情報処理安全確保支援士 難易度A

セキュリティの専門家向けの国家資格です。試験に合格して登録すると「登録セキスペ」を名乗れます。資格を維持するには、定期的な講習の受講が必要です。2027年度の夏〜秋ごろから新制度に移行し、出題形式や試験時間などが一部変わる予定です。

  • 運営:IPA(情報処理推進機構)
  • 受験・認定の条件:なし
  • 合格率:22.3%(令和7年度秋期)

プロジェクトマネージャ 難易度S

高度試験のひとつで、システム開発プロジェクトを管理する人向けの試験です。計画・進捗・品質・リスクの管理などが問われ、論文の試験があります。(2026年度で終了予定)

  • 運営:IPA(情報処理推進機構)
  • 受験・認定の条件:なし
  • 合格率:14.3%(令和7年度秋期)

ITサービスマネージャ 難易度S

高度試験のひとつで、システムを安定して動かし続ける運用管理の責任者向けの試験です。論文の試験があります。(2026年度で終了予定)

  • 運営:IPA(情報処理推進機構)
  • 受験・認定の条件:なし
  • 合格率:14.7%(令和7年度春期)

ITストラテジスト 難易度S

高度試験のひとつで、経営の視点からIT戦略を立てる人向けの試験です。論文の試験があります。(2026年度で終了予定)

  • 運営:IPA(情報処理推進機構)
  • 受験・認定の条件:なし
  • 合格率:15.0%(令和7年度春期)

エンベデッドシステムスペシャリスト 難易度S

高度試験のひとつで、家電や車などに組み込まれるシステムの開発者向けの試験です。令和5年度秋期から論文の試験が加わりました。(2026年度で終了予定)

  • 運営:IPA(情報処理推進機構)
  • 受験・認定の条件:なし
  • 合格率:15.3%(令和7年度秋期)

システムアーキテクト 難易度S

高度試験のひとつで、システム全体の設計を担う人向けの試験です。要件をまとめて、システムの構成を決める力が問われ、論文の試験があります。(2026年度で終了予定)

  • 運営:IPA(情報処理推進機構)
  • 受験・認定の条件:なし
  • 合格率:15.5%(令和7年度春期)

システム監査技術者 難易度S

高度試験のひとつで、情報システムが適切に作られ、運用されているかを点検する人向けの試験です。論文の試験があります。(2026年度で終了予定)

  • 運営:IPA(情報処理推進機構)
  • 受験・認定の条件:なし
  • 合格率:16.1%(令和7年度秋期)

プロジェクト管理・セキュリティの国際資格

海外の団体が認定する資格です。どちらも、認定を受けるのに実務経験が必要です。

PMP 難易度A

米国のPMI(プロジェクトマネジメント協会)が認定する、プロジェクトマネジメントの国際資格です。業界を問わず通用し、取得後も更新のための継続学習が必要です。

  • 運営:PMI(米国プロジェクトマネジメント協会)
  • 受験・認定の条件:36か月以上のPM経験+35時間の研修(大卒の場合)
  • 合格率:非公表

CISSP 難易度S

ISC2が認定する、セキュリティの国際資格です。セキュリティ分野で通算5年の実務経験が求められ、管理職・専門職向けの資格として知られています。

  • 運営:ISC2
  • 受験・認定の条件:通算5年の実務経験(認定時)
  • 合格率:非公表

ベンダー資格(クラウド・ネットワーク・データベース)

製品やサービスを提供する企業が、自社の技術について認定する資格です。どれもレベルが分かれていて、レベルによって難しさが大きく違います。

AWS認定 FoundationalD AssociateB ProfessionalA

Amazon Web Services(AWS)のクラウドに関する資格です。入門のFoundational(クラウドプラクティショナーなど)、Associate(ソリューションアーキテクト アソシエイトなど)、Professional(ソリューションアーキテクト プロフェッショナルなど)の段階があります。分野別のSpecialtyもありますが、この記事では対象外です。

  • 運営:Amazon Web Services
  • 受験・認定の条件:なし(Professionalは2年以上のAWS経験を推奨)
  • 合格率:非公表

マイクロソフト認定 FundamentalsD AssociateB ExpertA

マイクロソフトが認定する、Azure(クラウド)やMicrosoft 365などの資格です。入門のFundamentals(AZ-900など)から、管理者・開発者向けのAssociate、設計者向けのExpertまで段階があります。

  • 運営:マイクロソフト
  • 受験・認定の条件:Expertの多くは指定のAssociate認定が必要
  • 合格率:非公表

CCNA 難易度C+

ネットワーク機器大手のシスコシステムズが認定する、ネットワークの資格です。ネットワークエンジニアの最初の資格として定番です。

  • 運営:シスコシステムズ
  • 受験・認定の条件:なし
  • 合格率:非公表

CCNP 難易度A

CCNAの上位にあたる、シスコの資格です。より大きなネットワークの設計・構築・運用の力が問われます。

  • 運営:シスコシステムズ
  • 受験・認定の条件:なし
  • 合格率:非公表

ORACLE MASTER BronzeD SilverC GoldB+

オラクルが認定する、Oracle Databaseの資格です。Bronze・Silver・Gold・Platinumの段階があり、Goldを受けるにはSilverの取得が必要です。

  • 運営:日本オラクル
  • 受験・認定の条件:GoldはSilverの取得が必要
  • 合格率:非公表

Linuxの資格

サーバーでよく使われるOS「Linux」の技術を認定する資格です。

LPIC LPIC-1C LPIC-2B LPIC-3A

国際的な非営利団体LPIが認定する、Linuxの資格です。レベル1〜3の段階があり、上のレベルの認定には下のレベルの有効な認定が必要です。

  • 運営:LPI(Linux Professional Institute)
  • 受験・認定の条件:上のレベルは下のレベルの有効な認定が必要
  • 合格率:非公表

LinuC レベル1C レベル2B レベル3A

LPI-Japanが認定する、日本の現場に合わせて作られたLinuxの資格です。レベル1〜3の段階があります。

  • 運営:LPI-Japan
  • 受験・認定の条件:上のレベルは下のレベルの有効な認定が必要
  • 合格率:非公表

プログラミング言語の資格

Oracle認定Javaプログラマ BronzeD SilverC GoldB

Javaを提供するオラクルが認定する資格です。Bronzeは入門、Silverは開発者として基本的な文法やプログラムを書く力、Goldはより設計に近い力を問われます。Goldを取るにはSilverが必要です。

  • 運営:日本オラクル
  • 受験・認定の条件:GoldはSilverの取得が必要
  • 合格率:非公表

Python 3 エンジニア認定基礎試験 難易度D

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が実施する、Pythonの資格です。文法の基礎を問う試験で、受験の条件はありません。

  • 運営:Pythonエンジニア育成推進協会
  • 受験・認定の条件:なし
  • 合格率:非公表

そのほかの資格(技術士・ITサービス管理・IT経営・AI)

技術士(情報工学部門) 難易度S+

技術士法にもとづく国家資格です。21の部門があり、ITの分野は「情報工学部門」です。第二次試験を受けるには実務経験が必要で、情報工学部門の合格率は1割を切っています。

  • 運営:日本技術士会
  • 受験・認定の条件:第一次試験の合格など+4年または7年を超える実務経験(第二次試験)
  • 合格率:4.2%(令和7年度 第二次試験)

ITIL 4 Foundation 難易度D

イギリスで生まれた、ITサービスの運用・管理のベストプラクティス(成功事例をまとめたもの)に関する資格の入門レベルです。

  • 運営:PeopleCert
  • 受験・認定の条件:なし
  • 合格率:非公表

ITコーディネータ 難易度D

経営とITの橋渡し役として、企業のIT活用を支援する人向けの資格です。経済産業省が推進し、ITコーディネータ協会が認定しています。試験に合格したあと、ケース研修を修了すると認定されます。

  • 運営:ITコーディネータ協会
  • 受験・認定の条件:なし(認定には合格後のケース研修が必要)
  • 合格率:約80%(2023年度)

G検定 難易度D

日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する、AI・ディープラーニングの基礎知識を問う検定です。エンジニアに限らず、AIを仕事に活かしたい人向けの内容で、オンラインで受験できます。

  • 運営:日本ディープラーニング協会(JDLA)
  • 受験・認定の条件:なし
  • 合格率:76.97%(2026年第5回)

出典

(2026年10月24日時点の情報をもとに、デジクオ編集部がまとめました)